ボールスペック表の読み方 カバーストック編

スペック

 

ボールスペック表の読み方(5/17)

前回はボールスペック表の読み方を、全体的に簡単に説明しましたが、

今回はその中のカバーストック、表面素材に絞って書いてみたいと思います。

 

カバーストックはボールの性能、すなわち摩擦力に影響を与え、

ボールの曲がりに対して、70%ものの影響力があります。

逆に言えば、コアやドリルレイアウトは30%ほどしか影響力を持たないので、

ボールの性能と言えば、ほぼこのカバーストックで決まると言っても過言ではありません。

それほど重要な要素となります。

コアやドリルレイアウトは、

ボールの曲がり出し距離の調整や、奥での切れ、曲がる幅の調整をするという認識になります。

 


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 カバーストック

 
カバーストック

カバーストックは、各メーカーのボールスペック表の上の方に

このように、名前が記載されております。

前にも書きましたが、名前だけではほんと何も分かりません(笑)

唯一、名前の後ろに、Pearl ReactiveSolid Reactiveなどの、

表記である程度の素材が分かる感じになっております。

 

では、どうやって判断するのか?

はっきり言って完全に分かる方法はありません(^^ゞ

ある程度の素材情報と、過去の製品との相対的に判断するしかないのが現状です。

1番良いのは、実際にそのボールを投げているのを見る、

そして投げている人から聞くのが良い判断方法だと思います。

 

まぁそれでも、カバーストックの素材にもいろいろなモノがありますから、

その素材である程度の曲がり、摩擦力を判断することはもちろん可能です。
(そうでなければ、新しいボール買えませんものね、笑)

その素材から、今自分の欲しいボールに近いものはどれになるのかを判断することになります。

 

 カバーストックの種類

 
カバーストックの種類。

● ソリッドリアクティブ
● パールリアクティブ
● ピュアウレタン
● ポリエステル

などの種類があります。

まだパーティクルやリアクティブなどもありますが、

最近はソリッドリアクティブやパールリアクティブなどとの区別もあまりつかないので、

ソリッドリアクティブやパールリアクティブとまとめております。

 

摩擦力の強い順番は、上のソリッドリアクティブが1番強く、下のポリエステルが1番弱くなります。

 

● ソリッドリアクティブ
摩擦力が強く、オイルに強いボールになります。
摩擦力が強く手前からエネルギーを使いますので、動きとしてはアーク状のイメージになりやすいです。
使用コンディションはもちろんオイルが多いヘビー用ということになりますが、
スピードの早いボウラーも使用する頻度が高いと思います。

● パールリアクティブ
最近のボールは表面が光っている割には、摩擦力は強いボールも多くなっています。
上のソリッドリアクティブよりも手前部分を走らせるようになっていますが、それでもオイルに強いボールも多いです。
手前部分が走らせるようになっているため、エネルギーロスが少なく、
動きとしては、奥の切れ曲がりが大きく、アーク状からスキッドスナップになりやすくなります。
使用コンディションはヘビーからミディアムくらいになり、
今現在、1番メインで使用するボールになるカバーストックだと思います。

● ピュアウレタン
リアクティブボールが出る前のメイン素材でしたが、
摩擦力が弱く曲がりがあまり出ないので、今はほぼリアクティブボールに。
しかし、最近のショートコンディションのオイルなどに見直されてきて種類も出てきております。
曲がりの動きが少ないだけで、オイルにはそれほど弱くないので、
手前のオイルは多いが、オイルの距離が短いコンディションの時、
奥でボールが動きすぎるのを防ぐ意味でも、このウレタンボールが最適になってきています。

● ポリエステル
オイルに弱く、曲がりがほぼ出ないボールになります。
ボールの動きが出にくいので、ほぼスペア時に使用するボールとなります。

 

 おまけ Ra値

 
Ra値。

前に記事を書いていますので、詳しくはそちらを見ていただいて、

▼ Ra値という数値。(2015/4/10)

 

簡単にいうと、ボール表面の凹凸。山と谷の差になります。

ボール表面ツルツルに見えますが、顕微鏡などで見ると細かく溝が出来ています。

 

スリットタイヤタイヤ

車のタイヤをイメージしてもらえれば分かりやすいと思います。

スリットタイヤよりも溝が入った普通のタイヤの方が雨に強いですよね?

レーンもオイルが塗られているので、このタイヤのように溝を作ることによって摩擦力を高めています。

Ra値も摩擦力に大きな影響を与えるカバーストックの要素なのですが、

残念ながら、今のところは公表はされておりません。

摩擦力へ影響として、少しでもボール同士の比較が出来そうなので、公表してほしいですよね〜(^^ゞ

 



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